令和6年度 会派視察を実施しました

2024.08.14

令和6年8月7日(水)、8日(木)、9日(金)にて、自民党世田谷区議団として会派視察を行いました。
初日は新潟県糸魚川市です。
テーマは「糸魚川大火からの復興について」です。
2016年12月22日に発生した糸魚川市駅北大火から3年。
糸魚川市では、「カタイ絆でよみがえる笑顔の街道糸魚川」を合言葉に、未来を担う子どもたちが誇れる糸魚川らしいまちなみの再生と、災害に強い安心・安全な暮らしの再生に取り組んできました。
そして2020年4月、「つくる・つながる・はぐくむ」をコンセプトに、キターレがオープンしました。

二日目は小松市役所、石川県庁、金沢市役所です。
小松市役所では、「自主防衛組織ランクUP制度・能登半島地震への対応について」と「民間と連携した健康寿命延伸(フレイル予防)の取り組みについて」をテーマに視察しました。

議場内での集合写真

石川県庁では、馳浩知事を表敬訪問致しました。
大変お忙しい中、14人全員と一問一答で今回の能登半島地震に関することをお聞きすることができました。

金沢市役所では、「能登半島地震への対応について」をテーマに視察しました。
能登半島地震で震度5強の揺れを記録した金沢市では、6,000棟近くの住宅に被害が発生しました。旅行者を中心に金沢駅周辺で大量の帰宅困難者が発生し、住民向けの避難所を圧迫したことや、正月休みに伴う職員の帰省なども相まって、指定避難所の約4割が開設されなかったこと、さらには避難所運営に当たっては、住民が自宅から「非常持ち出し袋」を持参し、数日をしのぐ計画であったが想定よりも持参率が低かったなど、様々な想定外が発生しました。金沢市では、今回の震災での課題を整理し地域防災計画へ反映するため「課題検証会議」を設置し、今後の課題に取り組むとのことです。

最終日は白山市の行善寺(社会福祉法人 佛子園)です。
テーマは「子ども、高齢者、障害のある人もない人も『ごちゃまぜ』で暮らせるまち」です。
佛子園は従来の福祉サービスに加え、市や地元大学との連携のもと、障害のある人もない人も分け隔てなく集える拠点の整備に力を入れています。

視察はこれで終了です。
今回の視察を通じて学んだことを、世田谷区に持ち帰り、
自民党世田谷区議団一丸となって区政に活かせるよう、取り組んでまいります。

この後、有志で輪島まで車で行って参りました。道路の整備や建物の解体など、もう少し時間がかかりそうです。

場所を変更しながら実施している朝市でお買い物も出来ました。